創作物置き場

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漫才「手っ取り早くモテたい」

こんばんは、莉和です。

 

なんとかネタも書き上がり無事三日後には披露できそうです。

お題スロット回したら「ガチ恋」って出て来たので

小学生の頃パンサーのむーちゃんと爆コメの周作さんのガチ恋勢だった話を書こうかと思ったのですが

そういえば披露する機会を失った漫才を上げるという話でしたので

そっちにしたいと思います。

学内の路上ライブのために書いたのでだいぶ身内のネタが入ってますが

関係者以外の目に触れることはあまりないと思うので放置しておきます。

 

ちなみにこれを一緒にやることを想定して書いた女の子とは

駒場祭で漫才を披露することになるとかならないとか…。

その際コンビ名は「第一パラグラフ」でやるので以後お見知り置きを。

 

では内容に入ります。

 

漫才「手っ取り早くモテたい」

 

イントロダクション

2「どーも」

T「Tです」

B「Bです」

2「二人合わせて(コンビ名)です。よろしくお願いします」

T「私たちなんと、笑論法初の女性コンビなんですよ。それに今日が初自作漫才、初路上ライブ。」

B「そうそう、それに初スベり、初反省会、初泣き寝入り、とまあこんな感じでお初だらけのフレッシュな漫才をね、皆さんにお届けできたらな、って思います。」

T「できれば初笑いを取って欲しいんですけどね。」

B「善処します。」

                                  

第1部「自撮り」

B「突然ですがご通行中の皆様!私、一女です。」

T「一年生女子ですね。うん。それがどうかした?」

B「現役です。18歳です。とてもフレッシュです。」

T「まあ、そうだね。フレッシュと言えばフレッシュだね。」

B「モテません。(急に真顔)」

笑ってもらえなかったら指差しながら笑うところですよーって叫ぶくらいしても良いような気はする。

T「そう。まあフレッシュだからモテるってのはちょっと違うからさ。そんな気落とさずに頑張りなよ。」

B「で、手っ取り早くモテたいから、LINEのアイコンを盛ろうかと思って。」

T「方向性がおかしい。」

B「この前グーグルで調べたのよ。」

T「あっ自分で研究したとかじゃないんだね。」

B「だから自撮りの達人と呼んでください。」

T「理論の飛躍がすごいよ。しかも何その太鼓の達人みたいな二つ名?うーん、つまり、調べて自撮りの技術を身につけたということでいいのね?」

B「分かってんじゃん。(グータッチしよう)だから、今からこの技術をTさんに伝授してあげようかなって思って。」

T「うーん。まあ女子としては知ってて損のない技術ではあるのかな?お客さんは男性が多いのにごめんなさいね。ちょっとですからね、聞いてあげてくださいね。」

 

B「まずね、大事なのがね。撮影にどのアプリを使うか。」

T「まあ確かにアプリ自体に加工機能とかついてるのも多いからね。重要な気はしますね。」

B「これはもう一択。」

T「どれ?」

B「FLOW」

T「SNOWかな?そんな英語二列みたいな名前じゃなかったような気がする。」

 

B「で、次に大切なのが、」

T「スルーなのね。」

B「写真は他人に撮ってもらうこと。これ大事ですね。」

T「それはもう自撮りではないな。」

B「もともと自と他の境界というのは曖昧なもの…。」

T「はい?」

B「つまり他撮りというのも広義の自撮りであることに間違いない。」

T「他撮りって認めちゃってるし。もう意味わかんないから次いこ、次。」

 

B「次に写真を撮る角度。」

T「あっまあね。確かにそうだね。右斜め上45度が良いなんてよく言うもんね。」

B「今回私が提案したいのはね。上90度。」

T「上90度?大丈夫それ?頭頂部しか映らないような気がするけど?」

B「ほらうち偶像崇拝禁止だからさ。顔写せんのよ。」

T「じゃあなんで自撮りなんてしようと思ったんだよ。」

 

B「まあ、以上の3点をふまえれば、最高の自撮り間違いなしだから、今度撮るとき試してみてよ。」
T「撮れるわけないでしょ。冷静になりなよ。」

 

第2部「内面」

T「だいたい、本当にモテたいなら外見なんていう上っ面なものより内面を磨くべきだと思わない?」

B「そういうあなたの内面がどうかわからないですけどね。案外私より女子力低いんじゃないですか?」

T「いやいや。私の女子力なんだと思ってるの。文系と理系の差はおおきいよ。」

B「どうかなあ。」

T「じゃあ私が今からこういうときどうする?テストしてあげる。」

B「なにそれ。」

T「私が今からシチュエーションをあげるから、そういうときどうしたら相手にいい印象を与えられるか答えて。」

B「ちゃんとした対応ができてるかどうかチェックするってことね?まあ付き合ってあげてもいいけど。」

T「よかったら皆さんも一緒に考えてみてくださいね。」

 

T「まず、第一問。休み時間にパソコンでワード開いて作業してたら、後ろから急に、同クラの男の子に「初ゼミやってるの?」と声をかけられました。さあ、あなたならどうする?」

B「そうだね。良い印象を与えたいんでしょ?うーん。「そうだよ。明日までなんだ。」っていってニコって笑い返すかな。」

T「ダメ。全然ダメ。正解は、「初ゼミじゃないよ、アレサだよ。」です!」

B「どうでもよ!心底どうでもよ!別にアレサやってたからって好感度上がらないでしょ。」

T「えっ知らないの?アレサやってた方がモテるんだよ?」

B「それは初耳だなあ。」

 

T「じゃあ第二問ね。」

B「腑に落ちないけど。」

T「あなたと同じ型の携帯を利用している男の子が、さっきの子ね、携帯の充電器を忘れて困っています。どうしますか?」

B「いや、普通に貸せばいいんじゃないの?」

T「甘い。正解は、「私の携帯の充電も無くなっちゃった。」っていって、相手の携帯と同じまで充電を減らした携帯の画面を見せつけて、「お揃いだねっ」って微笑みかける、でした。」

B「(少し考えた後納得したようにうなづいて)…なるほどね。相手と共通点を作ることによって距離を縮める作戦。ありかもしれないな。」

 

T「じゃあ第3問。これが最終問題ね。」

B「はい。」

T「突然の雨。あなたの隣で男の子が」

B「さっきの子かな?」

T「さっきの子ね。「あっやべっ傘、忘れちゃった」って呟いてあなたの方を見ています。どうしますか?」

B「そんなん「じゃあ一緒に入る?」って言って相合傘で帰りますよ。だってさっきの子なんでしょ?」

T「惜しいなあ。良くなってきてはいるよ。正解は、「これ貸すよ。」って言って折りたたみ傘を渡して、「私の家まで返しに来てね」って耳元で囁くの。」

B「(ちょっと考えた後ハッとして)さすが師匠!わざと一緒に帰らず相手に家へとくる口実を与えるんですね!アレサ充電器で距離縮めた後ここまで推したらもうくっつくしかないじゃないですか!」

T「そうなの!ようやく私のモテ女ぶりに気がついた?」

B「えっすごいすごい!このテクニックさえあれば速攻で彼氏できますよ!!」

T「でしょでしょ!!!」

 

間。我に返って。

 

B「や、でも。よく考えたら私らにこうやって話しかけてくれる男子とかいないよね。」

T「そういえばそうだね。」

 

 

 

 

 

以上です。

没とは言いましたがアイデア的には気に入っているので

何かあったら披露するかもしれません。

 

まあそんな感じです。

またね!