創作物置き場

私が私でなくならないように日常思ったことをグダグダ書くだけのクソつまらないブログ

夏ライブお疲れ様でした

こんばんは。莉和です。

なんかもうどうせ誰も見てないこのブログで匿名性保っても仕方がない気がしてきたので言っちゃいますと

私は東京大学のお笑いサークル笑論法に所属しているのですが、

本日無事に夏の定期ライブの全日程が終了いたしました!ぱふぱふ

五月祭には参加しなかった私としては、今回が初の漫才となりました。

 

以下今回披露した漫才の台本を記載したいと思います。

 

漫才「悩み」

 

2「どーもー」
B「Bでーす。」
T「Tでーす。」
2「よろしくおねがいしまーす。」
B「最近悩んでることがあるんですが、聞いてもらっても良いですか?」
T「良いよ。」
B「私、よく道を歩くんですけど。」
T「大半の人はそうじゃないかな。」
B「まあ大半の人はそうだと思うんですけど、よくスマートフォンを見ながら歩いていて壁にぶつかるんですね。」
T「大半の人はぶつからないかな。」
B「でも、私がぶつかるのには正当な理由があると思うんですよ。」
T「理由?」
B「実際の進行方向と、私のスマホの地図の進行方向、15度ずれてるんですよ。」
T「はあ。」
B「15度ですよ15度、ひどすぎだと思いません?」
T「いや、そんな変わんないでしょ。」
B「いやいや全然違いますよ。だって考えてみてくださいよ、傾斜30度は頑張れば登れますけど傾斜45度のはどう頑張っても登れませんからね?滑り台。」
T「知らねえよ登んな。大体前向いて歩けばぶつからなくない?」
B「それは無理な話ですね。前なんか向いてたら一生かかっても目的地にたどり着きませんもん。」
T「いや絶対前向いた方が早いでしょ。」
B「良いですか、地図という2次元のものを実際の道という3次元のものに置き換えるのに少なくとも1分はかかるじゃないですか。」
T「え?は?」
B「そこからさらにあっ傾斜が15度ずれてる、だから私はこれから体を15度傾けて前方にすすまなければならない、と認識して行動するまでに1分かかるんですね。」
T「こいつ頭大丈夫かなぁ。」
B「つまり、一度前を向くたびに、2分間のタイムロスになるわけですよ。」
T「全然聞いてなかったけど続けていいよ。」
B「それで、壁をえぐりながら歩くことによって道を覚えるので2回目以降は普通に歩けます。」
T「なら良かった。」
B「はい。」
T「良かったのか…?いいや。何かもっとまともな悩みないの?」
B「あ、じゃあもう一個深刻な悩みがあるんですよ。」
T「そっちを聞こうか。」

B「私、よく道を歩くんですけど。」
T「それ聞いたことある。」
B「あっ、私よく、知ってる道を歩くんですけど。」
T「今度は知ってる道なんだ。」
B「前をよく見て歩いていると、よく地面にある些細な段差に躓くんですね。」
T「いや、足元ちゃんと見て歩いてればつまずかないと思うんだけどなあ。」
B「は?」
T「え?」
B「さっきまであんなに前見て歩け前見て歩けって言ってたのに今度は足元を見て歩けって。ちょっと勝手すぎじゃないですか。」
T「えー…。」

T「俺はちゃんとしたこと言ってると思うんだけどなあ。」
B「だいたい、壁にぶつかりそうな時は前を向き、躓きそうな時は下を向く。そんな器用なこと人間にできるはずがないでしょう?」
T「大半の人はできてるんだよなあ。いやさっきから聞いてればぶつかったり躓いたり個性的な悩みばっかり出してきて。」
B「個性的な悩み。」
T「なんかさ、もっと普通の悩みないの?大学生なら誰でも持ってるような。」
B「といいますと?」
T「んー…人間関係が上手くいかないとか。」
B「そうですね、昔から他人とのコミュニケーションをうまくとれず例えば二人一組を作れと言われた時などは必ず最後まで余って先生方や先輩方に気を使わせてしまうような人間だったのでもはや悩むような段階では無いですね。」
T「えっじゃあ…モテないとか?」
B「そうですね、生まれてこのかた恋人というものはいたことがないですが、あまりにも恋愛経験が無さすぎて最近銅像に恋をし始めたので別に悩んでいるということはないですね。」
T「それなら…まともな悩みがないのが悩みとか?」
B「悩みがないかと言われたら嘘になりますね。毎日寝る前に布団のなかで人間の脳では答えがでないような問いを考えては涙を流しているので。」
T「闇深。俺こんな闇深いやつと漫才してたの?お客さんも全然笑ってないどころかちょっと引いてるし。」
B「でも私今幸せですよ?」
T「…そんなどんくさくて人間関係うまくいってなくてモテない上に闇深いのに?」
B「大好きな漫才をTさんと一緒にできてとても嬉しく思っています。」
T「えっ。」
B「冗談ですけど。」
T「冗談かい。いやもう良いよ。」

B「ところで」

T「えっ終わらないんだ。」

B「今のネタ大体実話なんですけど、一つだけ嘘があるんですよね。」
T「え、嘘あんの。まあね、いくらおかしいとは言ってもさすがに壁にぶつかるとかはね。」
B「地図は、15度傾いてないんです。」
T「いや結局ぶつかってんじゃねえか。もう良いよ。」

 

 

…以上です!

 

 

正直7日終わった後やっぱりこのネタじゃダメなんじゃないかって 

尋常じゃないくらい落ち込んで

色々考えてみてもわかんなくって

もうどうしようもない!って半ば自暴自棄になってたんですけど

最終日の今日しっかりできて

ちゃんと評価してもらえて

面白かったよって言ってもらえて

すごく嬉しかったです。

今泣きながらこれ書いてます。

 

笑論法さん、最後まで私の好き勝手やらせてくれてありがとうございました。

相方さん、偶然組むことになったのが貴方で良かった、ありがとうございました。

お客さん、来てくださって本当にありがとうございました。笑ってくれてありがとうございました。

 

まあなんか書いてたらしんみりしてきちゃいましたが

私のお笑い人生はまだまだ始まったばかり!

これを機に同期との仲も深まったことだし、

これからもっともっとたくさんの笑いを皆様にご提供できるよう

より一層精進していきたいと思います!

どうか私の成長を見守ってやってください!

 

では本日はここでおしまいにさせていただきたいと思います。

明日は今回の漫才の裏話を書こうかな。

 

では、三日間本当にお疲れ様でした!

多分今日が人生で一番楽しかったです!

じゃあね!